「新潮」10月号に写真家・橋本貴雄さんのエッセイが掲載された。とても橋本さんらしいエッセイだった。その橋本さんらしさ、を簡単には言葉にできないので書いてみる。 エッセイには8月6日のことが書かれている。広島の原爆記念日である6日は、新宿ニコンサロンでの橋本さんの写真展「風をこぐ」の最終日で、この日、私はニコンサロン の会場で橋本さんと話をした。 話の内容は部分的にうろ覚えだが、6日の午前中、日本での滞在期間中は身を寄せている家で原爆記念日の追悼式をパソコンの画面越しに見ていたという橋本さんは、こんなことを考えたようだった。77年前の原爆投下に心を寄せ、目を瞑り首……
続きを読む昨日発売の「新潮」10月号に、写真家の橋本貴雄さんがエッセイを寄稿されています。モ・クシュラから刊行した「風をこぐ」にもまつわるテキストで、被曝4世だという橋本さんがこの夏の一日について独特の文体で書かれています。ぜひお読みくださいませ。 https://www.shinchosha.co.jp/shincho/ ……
続きを読む今年オープンした梅屋敷(京急)の葉々社さんで、橋本貴雄写真展「風をこぐ」を開催していただいております。店主の小谷さんが写真集に惚れ込んでくださり、企画して下さいました。 小上がりのある空間が素敵な書店です。ぜひぜひお立ち寄りくださいませ。 https://youyoushabooks.stores.jp/ -- 橋本貴雄写真展 「風をこぐ」 8/13(土)〜9/16(金) *8/13(土)18:00〜20:00……
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