モ・ クシュラからの第一弾『世界は小さな祝祭であふれている』(2012年)の著者でアムステルダム在住の写真家・小野博さんと、2015年末に新刊『表現のたね』を刊行されたアサダワタルさんのトークイベントを開催します。
場所は、内藤正雄さんがプロデュースする中目黒のギャラリー「Tur aus Holz(トゥアーアウスホルツ)」にて。
トークでは、世界70ヶ国、100都市以上を歩き、戦地や廃地を巡った写真家の小野博さんと、日本各地を創造的に漂泊する作家・ミュージシャンのアサダワタルさんが、日本とオランダをめぐる「社会の風穴から見える風景」について語ります。
アサダワタルさんの「歌景、記譜、大和川レコード」よりミニライブ、小野博さんの次回新刊にて収録予定の写真よりスライドショーもあります。ぜひ、お気軽にお越しください。
★日時詳細
日時:4月10日(日)
時間:18時00~20時00(予定)*会場:17時40分~
場所:Tur aus Holz(トゥアーアウスホルツ)
http://favoris.co.jp/map/
〒153-0042 東京都目黒区青葉台2-20-9 斉藤ビル3F
*中目黒・代官山・池尻大橋駅から徒歩10分ほど。
定員:20名程度
会費:1,000円(ドリンク付き)
★申込の方法(どなたでもご参加できます)
info@mochuisle-books.comまで、件名を「イベント 参加希望」として、お名前と人数を記載のうえ、ご連絡ください。弊社からの返信をもって、ご参加を確定させて頂きます。席に限りがありますので、お早めにご予約くださいませ。満席になり次第、応募を締め切らせて頂きます。
▼ゲストプロフィール
アサダワタル
1979 年大阪生まれ。作家、ミュージシャン。2002 年、バンド「越後屋」のドラマーとしてNOISE McCARTNEY RECORDS より2 枚のCDをリリース。2003 年以降、サウンドユニット「SjQ」(HEADZ /cubicmusic) のドラム担当と平行して、ソロプロジェクト「大和川レコード」始動。2005 年に自主レーベルより1stCD『選び採取れた日常』をリリース。2008 年以降は、全国各地で地域コミュニティに関わるアートプロジェクトの企画演出や、小学校や福祉施設を舞台にした音楽ワークショップを実施するなど、より日常生活に根ざした音楽活動に移行。2010 年以降、これらの特異な経験を踏まえて「表現と日常」をテーマにした一連の著作を発表。著書に『住み開き 家から始めるコミュニティ』(筑摩書房)『コミュニティ難民のススメ 表現と仕事のハザマにあること』(木楽舎)ほか。2013 年、「SjQ++」にて、アルス・エレクトロニカにて準グランプリ(デジタルミュージック/サウンドアート部門)受賞
小野博(おの・ひろし)
1971 年岡山県生まれ。アムステルダム在住の写真家。1996 年、多摩美術大学彫刻科卒。1992 年から世界を移動 し作品を制作。1999 年にコニカ写真奨励賞を受賞し、20 世紀の負の歴史を背負う 50 ケ国を巡って撮影した「風景 の地平線」を一直線につないだ「地球の線」を制作。2003 年「VOCA 展」(上野の森美術館)で奨励賞、2003 年「旅―ここではないどこかを生きるための 10 のレッスン」(東京国立近代美術館)に出品。2008 年には大原美術館 での個展「大切なことは小さな声で語られる」を開催する。著作には写真集『In-between4 オーストリア、スロベ ニア』(EU・ジャパンフェスト日本委員会)や、エッセイ集『Line on the Earth ライン・オン・ジ・アース』(エディ マン/新宿書房)、『世界は小さな祝祭であふれている』(モ・クシュラ)がある。